mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

弓道を噛み砕くと何が残るか?

精神も身体も素直となるでしょう。

精神では見栄を捨てて在りのままの気持ちを受け入れる心を持ち、主観にとらわれず中庸に努める事を望みます。

身体では偏った部分を無くし自然な動きを大切に考えて、自分の特徴や癖を理解する事です。

日常生活で気を付ける事を弓道でもそのまま実践する事が最善でしょう。例えば姿勢を正して、柔軟性は歳相応程度には保ち、社会での協調性や公平性を持ち、心と身体のバランスを上手く調整していく。これで弓道も長く続けられ、上達も出来るでしょう。これらの事をおろそかにしなければ弓道は特別に何も必要ないと言えます。「そんな事で上手くならない」と思う人も多いかもしれませんが、射法訓、礼記、四巻の書など色々な弓術書を読んでも、最終的な事はほぼ同じです。何故弓道教本が射技よりもまず射法なのか?を時には考えてみましょう。

今現在の社会状況では少し在宅時間に余裕のある人も居るでしょう。技術や癖を直す方面ばかりを見ずに、違う事に目を向けてみれば案外壁を乗り越える事が可能かもしれませんね。視野の広さは心と身体の両方に必要です。

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