mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

弓道を噛み砕く⑩

「どちらかと言うとこちらかな?」

これを進めて行けばかなりの選択肢を篩い落とせるでしょう。判断は直感を大事にして、直感を磨く事です。あくまでも基本は出発地点と考えて自分なりの検討が必要です。時には基本、基本と拘らないで動きやすい事も含めて考えてみましょう。

足踏みの基本は矢束が丁度の広さ、突っ込んだり退けたりする人は矢束よりも広め、重心が脇正面へ倒れる人は逆に狭め、それに足裏の角度を変えて合わせて行きます。足踏みを広めに設定してみる時に足裏角度が大きくなると神棚に倒れやすくなるでしょうし、広く開くと角度も比例して鈍角になる傾向が見られます。そこで自分自身が感覚で基本通りで良いか?広めか狭めか、更に角度はどうかと合う物を検討してみましょう。一度決めたら足踏みは頻繁に変えなくても良いと思われます。多少の違いが直ちに影響するとは考えにくいと思っているからです。弓道とは関係ないかもしれませんが、その場でジャンプして足を広げて着地した時の広さがその人の一番安定する広さだそうですが、それだと矢束よりも狭めです。ただの着地の安定と弓を引く足踏みとはやはり違いが有る様ですね。肝心なのは弓を引く時に安定すると感じられる足踏みをする事です。胴造りも同じで引く時にぐらつかない事が本来求められるべき物と考えています。色んな引き分けが有る以上、足踏み胴造りは全て同じとは思われません。

結局は何を言おうとしているか?という事ですが、主観や偏見からは偏ってしまうし、自分勝手に試みても危ういならどう練習するかという事です。私の中では感覚はセンスとほぼ同じです。センスは判断力とも言えます。「的確な判断を下すために教本を読み色々な知識に触れ、それを実践してから今必要な最善の練習を選択出来る感覚を磨く」これが「近道」では無く、振り分けるコツだと思っています。早く上達する方法を探すよりも、首尾一貫する選択が出来るかを大切にに考えてみると、結果的に遠回りしなくて済むはずです。

×

非ログインユーザーとして返信する