mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

背骨と胸と肩甲骨

実際にどう関係するかを実像では無くイメージで考えてみます。

まず背骨は湾曲しているのが自然体なので真っ直ぐには伸びません。背筋を伸ばしても縦に伸びようとしても真っ直ぐにはなりません。

次に教本にもある通り胸は楽にして張りません。射法八節の途中で胸を張る機会はありません。

肩甲骨は巻き上げずに鎖骨の先端を抑えて、なるべく垂直に立てます。

これらの三つが合わさるイメージと考えてみましょう。

しかし、肩甲骨はかなり自由度が高くないと真っ直ぐには立てられませんし、背骨に沿って少し角度が付いている方が力んで無い事と考えられるでしょう。

そこで日頃から正しい肩甲骨の位置を見据えて姿勢を正す様に「柔軟性と立ち姿に良い癖を付ける」となります。背骨も正しい湾曲を手に入れる。胸を楽にして息も詰まらない様に日頃から腹式呼吸と息のリズムを整えます。

力まない自然体です。最終的な求める姿勢への意識は、「正しい姿勢は背骨を真っ直ぐにする様に胸を張るのでは無く、肩甲骨と腕の位置を正す」事です。

つまり、胴造りは楽な姿勢です。どこかに凝りが有ると必ず射に響きます。

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