手の内の優先順位
考え方の優先順位です。
①手の内を的に向け過ぎないで弓に対して肩から真っ直ぐに引き分ける。
②正面なら打ち起こしから大三に移るときに小指か中指を握りに少し効かして内圧を調整する。小指から中指までの三指全て使うと内圧が高過ぎる。
③引き分けの途中で色々変える必要が無い様に会の手の内を予想しながら引き分ける。引き分けの途中で手の内は効かせる必要が無い。
④会の形がなるべく崩れない残身(心)が執れている事=無駄な力みが無い事と考えて組み立てる。
①では弓を押すまたは弓力を受ける事が手の内の始めの基本。
②の加減がかなり厄介。見た目にもわかりにくい。どちらにしても薬指が一番にはならない。
③と①は似通っているが、①の感覚がわからないなら、的に押す事の理解を深める必要が有る。大三で手の内を的に向けて引き分けで調整しながら会まで持ってくるには結構な技術が必要なので上級者向け。
④は一般的に弓力に力で対抗しようとした場合は離れで弛む。