mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

続自分の射を組み立てる要素

自分の感覚の癖がわかったら、「真逆」に寄せましょう。「正しい」に寄せると「癖と正しい」の中間辺りで落ち着いてしまうかもしれません。つまり左に傾いていたら真っ直ぐにしようとせずに右にと意識したらその中間の正しいに寄るという事です。脳の記憶は強固なので、いつもから少しずつと思えばほとんどの場合に矯正は難しいです。

技術の面においても同じ様にいつもと違う感覚に脳は不安を持ちます。これが癖の厄介な感覚です。例えば高校生になって歩き方の癖が見つかったとしたら、2〜3歳位に立ち上がってから今までの十年間以上掛けて癖を付けた理屈です。容易には治りません。大学生なら更に3年足されて、歳を取れば取るほど年数が増えて治りにくいでしょう。

今までの事を変えるとすごく気持ちが悪いでしょうが、我慢すれば良い方に近づけるでしょう。技術的に優れていても、身体が捻れていれば先々苦労すると考えられるでしょう。

頑張るだけで無く粘る根気が必要です。射の組み立てと言ったにも関わらず弓を引く前の事ばかりですが、効率的に技術を得て、進歩を促進する為には是非念頭に置きたい意識の問題です。という事で、実際の射の組み立てに徐々に入って行けると思っています。

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