mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

弓を引く始め

「遠くを見る」が非常に大切です。目で見ているところに矢を飛ばす練習姿勢を身に付けると楽になります。目使いが場の掌握などという難しい話しをしたい訳ではありません。頭(目線)がぶれない事は弓道に限らず安定の条件です。引き分けに入ると手の内や押手の肘に目が移る事は練習では当たり前に思われるかもしれません。審査云々の話しでも無いです。例えば、勝手の肘の納まりが気になれば後ろを向いて引くのか?大三で右肘が気になれば見るのか?となってくると右側を見れば左に隙が出来るし逆もまた同様です。今までに散々言ってきたことなのでくどくなりますが、野球のピッチャーが投げる時にキャッチャーのミットから目を離すか?自転車や自動車を運転する時にハンドルを見るか?という事を照らし合わせて考えて下さい。遠くを見るという事は視線は一定でも全体に意識を均等に向けられると捉えて下さい。そういった感覚を養う為です。左を向いて弓は引くので押手は見易いですが、意識が一部に偏ることが集中力が途切れると考えています。手の内に集中すれば他が抜けます。見ないで感覚を研いで下さい。後々必ず楽になります。

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