mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

個人展開と教本

教本第一巻には手の内と取り懸けの記載は少ないです。射技編に進めば選択肢が分かれ悩むでしょう。実際に私自身もそんな感じです。

射法は共通、射技は自分が選択するという事になります。弓道が特別な事は無くて不文律を含め礼儀作法やマナーなどの社会性は共通にして、個性はそれぞれに認められています。逆に言うと全員右に倣えでは無く個性が大切と捉えて構わないでしょう。競い合い互いに進歩していく姿勢で良いと思われます。

私が射技について色々考えてきた結果としては、親指に対する過剰な思い入れは避けた方が良いとなります。親指だけで弓力に対抗する事は無理です。取り懸けも鋭さを故意に出す練習は避けた方が良く、弦の戻りを邪魔しない所から始めるとなります。射法編にも挙げられている様に「会・離れ」中心の射はやはり避けるべきでしょう。

教本の第一巻は始めから順に読むべきで、射技の箇所を目次を見て探していた頃の自分はやはり誤りだと反省しています。

禮記の中で射技が出るのは確か四十七番かニ十七番目かそんな感じと記憶していますが、この事を始めた頃の私は禮記射技と勘違いしていました。つまり禮記に記された事は弓道だけではなく全ての事に共通する事となるでしょう。

人となりを観る為の禮記の他の部分を一度読んでみると良いかもしれません。しかも本場の中国では禮記の前に「儀礼」(定かでは無くすみません)をまず読めとされている様ですね。

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