mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

弓を押すと弓を引く事についてまずは押す

弓道が趣味の皆さんに馴染みの有る弓を「押す」という言葉ですが、自分の射でどうしているか?を具体的に把握出来ていますか?という問い掛けです。

改めて自分が引き分けや会で身体のどの部分をどの様に使うと「押している」事になるでしょう?「目標や目的」とそれを実現する為の「具体策」は同時に頭の中で描く事が必要ですね。下筋を使うなどもそうですが肩甲骨を開くとか肘を的に伸ばすなどもまだ完全に具体的には思えません。下筋はどこから出てどこまででしょう?肩甲骨はどうすれば開かれますか?突き詰めると終わりがないです。中には「弓は押さないで受けるだけ」とか「肩を開くだけ」とか出発点がそもそも違う事も考えられるでしょう。これらは個人差が出るので人に依って答えが様々だと思われます。

「もっと押せ」とかの助言は元来曖昧です。助言する人と聞く人の押す事に対するイメージは必ずしも一致してないかもしれないからです。つまり一生懸命しているのに「まだまだ」と言われたりする事もあるでしょう。「そうじゃない」と言われたりするかもしれません。こういう場合はむしろお互いのイメージの確認が先に有って始めて議論出来ると言えます。助言する側も単に「押せ」などの曖昧な表現は使わずにもっと具体的に言わないと反射的に「はい」と答えてはみたもののお互いが分かり合えているかには疑問が残ります。可能なら助言する側も出来る限り具体的に、受ける側も曖昧なままに「はい」と返事はしない方が良いでしょう。わからないのにはいと答えることはある意味失礼です。わからない事はわからないとちゃんと言える間柄にしたいですね。

ところで、私の押すはどうかと言えば、基本的に「弓力を受ける=押している」で「結果的に押す事になる」です。角見も効くで効かすではなく、全てが弓力とのバランスが必要だと思います。

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