mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

竹弓と竹矢に合成弓と金属矢

現代では合成弓と金属矢等の組み合わせは的中が良いと思っています。合成弓は未熟な引き手の技術を助けてくれる感覚が有ります。それに加えて矢はある程度重みがある方が安定して飛んでくれるとも思われます。強い弓なら重い矢が飛ばせるので有利で矢所が散りにくいと考えられます。弓道が「老若男女引き手を選ばない」と捉えた考え方は頻繁に耳にするので、手軽に弓道を楽しむ為には道具は手に入れやすい方が良いと思っています。高段者になれば当然竹弓が引ける段階になれるという事は思っていますが、いずれは竹弓に変えるとしても早くから人に竹弓を勧める事は避けた方が良いと感じます。「昇段審査を受けるなら」という理由は有ったとしても管理出来る段階になってから勧めるべきでしょう。自然の物を使って大量生産しにくい竹弓はどうしても合成弓に比べると高価になりがちです。それも数を掛ける練習に竹弓は不向きで、成りを調整しながら矢数を抑えての練習になります。裏反りの管理もそうですが、ある程度竹弓の事が理解出来て扱える段階にならない間に急いで竹弓に変える事は避けたいですね。竹弓もカーボン入りなど変化していますが、手軽に買えるとは言い難いです。いずれ練習用・初心者用に安価な物を作ってくれたらと思いますが材料と手間と技術からは難しいでしょう。昔はもちろん竹だけですね。現代では竹(種類には向き不向きが有りますが)は比較的豊富に有ります。何とか使って大量生産出来ないものでしょうか?竹は根が浅く土止めには向きません。竹林から森林へと変化させる方がゆくゆくは都合良いと思います。床下に敷く竹炭や竹酢液など竹を使った製品も増えていますが、竹の繁殖力には見合っていないと思います。初心者用にも正規の竹弓よりも短い製品を使ってみた事が有ります。長い本来の竹弓は一般住宅では天井につかえて引きにくいので家でも気軽に練習出来る弓は魅力的だと思います。

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