mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

早気克服の或手段③

前回は少し抽象的であまりに中傷的でした(^_^;)

会を持てない理由を「気持ち」で捉えると、結果に逸る事・弓への恐怖感・引き分けで使い果たした力みから続かない緊張感・呼吸の不安定さなど「射に落ち着きがない」等にしてみます。そこから技術を関連付けてみると何か見えてくるかもしれません。

「結果に逸る」とは中るか中らないかを早く知りたいとの意味ですが、それだけの理由ならある程度自分の射が決まりつつあって、上達に関心が失くなっているかもしれません。大学時代に「私の射は出来上がった」と自負する人がいましたがやはり的中は一時の事でした。上達を止めれば離れのタイミング重視が中心になるのは当然です。

「弓への恐怖感」はその一面は前に挙げたので割愛します。前と違う事を挙げると勝手が強い事が考えられます。左右の不均等は見える押手に意識が行き過ぎます。勝手の納まりが悪い場合には色々会で動きますが、案外勝手の弛みは意識しにくいと感じています。

「引き分けが力んで緊張感が切れる」事も前々回辺りで推測して下さい。

「呼吸の不安定さ」は文字通り息が続かない事ですが、呼吸は意識すればするほど自然の呼吸からは遠くなってしまいます。したがって、会に入る直前に短く吸う事を試みて下さい。水に顔を浸ける前や潜る前ほど胸に詰める必要はありません。五秒から十秒位吐ける位を胸に入れます。外から見て目立たなければ尚良いですが、それよりも早気を治す事が優先です。息合いがきちんと出来る段階ならかなりの引き手ですから、多少は気にせずに吸って下さい。日頃から吸う息の倍以上吐ける時間の差を意識してみましょう。弓を引かない時に起きている間は吸う吐くはだいたい同じリズムらしいのですが、吐いた時の最後にもう少し胸の力を抜いて吐き足す事から始めると、短く吸って長く吐く息に移行しやすいと考えています。

何かヒントが有ったでしょうか?

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