射即人生の身近な話しで丹田について
歳を重ねると急に身体を動かすと故障するなんて事が増えてきます。よいしょ、どっこいしょと思わず声が出る様になりますが、実は大切な事らしいです。声を出す事に依って腰の辺りの奥の方で深層筋が動いて、動く準備する画像を見た事が有ります。
何故丹田と絡むかと言えば、「臍下三寸」なんて聞いた事は有るでしょうが、実は奥にも三寸で丹田は背骨に近い位置らしいからです。前に帯と襷の効果について触れたことがありますが、弓道(武道)での腹式呼吸はお腹を膨らましたり凹ましたりはしなくて腹周り全体に息を込めるとなります。つまり帯の全周を意識します。襷も強く締める必要は無く、襷を意識する事で効果が出るとなっています。話しがあちこち逸れますが、日常でも動く時には力を抜いて、身体に準備する体勢をまず作ってから動くという癖を付けると良いでしょう。当たり前ですが、無理な体勢で動くと無理が掛かります。体勢を整える事を日頃から意識しましょう。息を腹に落とす事はお腹に息を入れて膨らます事とは微妙に異なります。結局はお腹が力んだり息が下に降りたりしても外見上はほとんど変化しないと理解出来ると弓は変わっていくでしょう。