mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

「弓を引く以上は」という意識

「弓道をする目的」ですが皆さんは何でしょう?

誰しも自分が納得出来る射をしたいと思われますがどうなんでしょう?

また昇段したいとも多くの人が思っていると思われますがどうなんでしょう?

また人から見た自分の射がどんなかは気にしていますか?

この三つは微妙な色合いを持って雑念を引き起こします。この三つのどれをより強く思っているか?三つの比率のバランスがどうか?が時には上達を妨げたり的中の安定を邪魔します。

自分が納得する射を目指すなら、人目も気にしないで昇段も望まなくても関係なく弓を引いて練習すれば良いです。

昇段したいなら、主観を捨てて全日本弓道連盟がどんな射を求めているのか?知識としては何が求められているのか?傾向を捉えて対策する事が必要です。

人目を気にして引く事自体集中力の欠けた状態なので、雑念の中では厄介な部類に入るでしょう。

昇段審査をする側の先生方の意図を捉えながらも良く会話して顔繋ぎも怠らないように、しかし結局は自分の中りを守りつつ、人から見られる緊張感を持って行射します。

最終的には雑念は無くすのでは無く、今の段階で心に浮かぶまま受け入れ、「在りのままで弓を引く」この事が自分を鍛え技を上達させる要点だと思われます。

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