mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

弓道を始めて後からわかる基本

今回は余談とも言うべき内容です。

当然ですが「基本体」は重要です。足踏みと胴造りの大切さと同じ様にスタートする時に要る事なのに軽視される場合が多いのは事実と思われます。しかし、弓道と本気で向き合わないと基本体の大切さも見えてこないと言えます。したがって、初心者の頃に教えてもらっても難しく、実践は出来ないけど基本から習うという構図が普通です。弓道だけに限って言うと的に中る快感は何よりも魅力的なので、ついつい中りを優先してしまうのは当然と言えます。中りだけでは駄目だと言われてもなかなか・・・・。

ここで現役時代に「孤高の天才」と言われたカープの前田智徳選手の話しを挙げるので考えて欲しいと思います。落合さんもイチローさんも真の天才は前田さんだけだと言っている事についてです。落合さんもイチローさんも王選手にしても自分の打法を極めて大成されましたが、基本のスイングそのままを突き詰めて記録を残した選手が前田選手だけだという理由です。極端な話しをすれば、色々な打法や打撃理論を持つ一流選手でも活躍中のスイングを初心者の頃にすれば、全て直されてしまうでしょう。それほど基本のまま大成する事がいかに難しいかという事です。捉え方はそれぞれあるだろうと思うのでお任せします。自己の射を確定させるにもやはり一応は基本を通って学ぶべきだと考えています。ただの自己流か基本の応用かは道の別れる所でしょう。

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