mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

弓道の枝葉について①

正面打ち起こしでの手の内は出来るだけ柔らかく構えます。人差し指も親指も伸ばそうが曲げようが構いません。それよりも会と離れでの形の変化に目を向けて下さい。取り敢えず形の変化が少ない方向に修正する方が良さそうです。曲げているものが伸びたり伸びているものが曲がったりするなら、何らかの能動的な動きを加えていると思います。

学生時代に曲げた親指を離れでぴんと伸ばしたりしてかっこいいと要らない事をしていた時期も有りましたが、深く反省しています。親指も人差し指も付け根付近以外は射に影響しません。指先を使う事は逆にマイナスです。

「角見が効いている」という事への理解は良く整理して下さい。

「会のまま離れる」という事も基本に考えて欲しいです。

つまり「会で向いた方向に矢は素直に飛ばす」と考えます。狙い(矢の向き)よりも前に飛ばしたり後ろに振り込んだりは本質的に避けましょう。離れのタイミングに左右されるからです。しかも意図的な動きを常に完璧に行う事は不可能でしょう。

何故中らないと考えて引くよりも何故外したかを考えて引く方が良さそうです。弓箭(弓矢)は無心無邪です。基本の通り引けば的に飛ぶ様に作られていると思います。したがって、自分の思いに嵌って一番良い射は中白に飛びます。そういう感覚が得られると良いですね。

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