mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

弓道枝葉⑤   ①から④を前提にして

骨格から見ると、手の骨は肩甲骨から4本まで真っ直ぐにつなげる構造ですが、親指の骨だけが側に沿っている状態が見受けられます。つまり、親指の付け根に弓力が集中すると親指の負担が大きくなり過ぎます。逆に言うと親指の自由度が大きいとも言えます。角見に対しての構造上の考え方は、親指の補助を何処にするか?と考えていくと良いでしょう。

掌底と虎口や人差し指の付け根と天文筋が頭に浮かぶでしょう。ここで考え方に多少の違いが生まれますが、取り敢えず親指の付け根は外せません。そこに手首の角度や肘、肩甲骨を並べて考えていくと、親指の付け根と脈所が目で見て一直線になるように引くという結論になっています。手の内を回し入れ過ぎても控えても安定しない理由です。親指も人差し指も重要なのは付け根で指先に不要な力みは要りません。手首や人差し指に要らぬ力を加えなければ、基本の通り下に向いたりしないでしょう。人差し指は曲げても伸ばしても良いと有っても、ぴんと伸ばしたりぎゅっと曲げたりする事は避けたいと思われます。

親指に過度な負担が掛かると他の指も力み、手先の力を抜く事は難しくなると考えられます。いつも通りの結果ですが、握りに当てる手の内の角度と手首の垂直方向への折れが始めに検討する材料だと考えています。これは引き分けにも大きく影響するので、自分自身でよくよく検討して下さい。

男性なら16㌔~17㌔女性なら14㌔~15㌔の弓を練習が充分でも引きにくいと感じるなら、手先の力を抜けないで力む為に身体も力み、逆に引けないでいると考えて下さい。

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