弓道で始めに習い後々まで残る事
全部そうだと言えば反論出来ません🙂しかし、後々まで尾を引く内容は優先順位を考えて伝える或いはまず習うべきでしょう。手の内も胴造りも大切ですがどちらかと言えば胴造りが先です。学生時代の弓を扱う前に胴造りだけの練習をさせられていました。その時に胴造りが出来たかと言えば答えは「いいえ」です。結局、胴造りが出来ることはなくても、弓を引くために胴造りは大切にしなさいという意図はいまだに植え付けられているでしょう。しかもいまだに胴造りが出来ている感覚はありません。何年引いてもこれで良いと思われる事の方が少ないです。ただ立っていても弓を引けない事はありません。出来る出来ないよりも意識出来ているか?が優先でしょう。こういうニュアンスでずっと意識する事を挙げてみたいと思います。
三重十文字。会の詰め合いまで絡んできます。という事は離れや残心(身)にも影響するでしょう。
胸や肘は張らない。これは引き方に大きく影響するでしょう。
目使いと息合い。これが一番難解で特に
外見に影響すると思います。会に入った時に落ち着くかどうかの境です。他者から見る会が「中りそうだ」と思わせる雰囲気につながるでしょう。人の引く姿を見てそう感じた事はないですか?
真っ直ぐ立てるか?で今回は終わりにします。
ある程度引けてくるとこれらはなおざりになりそうですが、極端な言い方をすればこれだけを意識し続けられたら弓をきちんと引けてくると思われます。
次回はその次みたいに段々と肉付けしたい事を挙げてみます。今回の事は今更と思わずに確認して下さい。