「力み」について
例えば「押手が負けている」という指摘を受けたとします。押手のどこが負けているのか?は知る必要が有りますが、そこはさて置き負けないようにと「左手」「左肩」「手の内」などが力みます。
「負けている」状態は「負けている場所が力んでいる」と考えてください。弓力に負けているから力んでいると経験の浅い人ほど考えてみましょう。負けている或いは負けそうだから力んでいる状態になる場合が多いです。問題はそこを更に力んでも解決しないという事です。骨格で受けていないと筋肉は力みます。そこを更に力を加えても本末転倒です。負けている場所ほど力まずに弓力とバランスが取れるように練習します。
押手が負けていると指摘を受けたら安易に力を入れないで、押手の力みが取れるように練習を積んでいこうと考えてください。