mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

射法八節の図に沿って2

胴造りについてですが、足踏みを終えた状態で胴造りが出来ていると考える事の是非ですが、基本的には別物です。まず真っ直ぐ立っている確認と足踏みがきちんと出来たかの確認で済ましていないか疑って下さい。胴造りは難しい概念ですが、私自身が思う事を先に挙げます。

足踏みとは別物でも切り離せない事が一つ、対応の幅が広い事が一つ、柔らかく立っていてもどっしりと見えなければいけない事等です。弓を上げて引き始める前の準備だから次の動作に自然に対応出来ないと意味が異なるでしょう。したがって動きやすいが弓力に崩されない強さの両方が必要になります。この事で特に厄介になります。どうやら固める方向は避けた方が良さそうです。取り敢えず教本の二巻射技編の約10頁に目を通して下さい。本弭を置く位置や筈の位置や矢の水平などは、正しい胴造りの結果として見えてくるかもしれません。矢が床と水平に見える様に、筈が正面に見える様に、膝頭の上に置くなどは正しく出来た結果として考えると良いかもしれません。結果を先にして見た目だけで終わらないようにしましょう。「正しいからこうなる」は「こうしたら正しい」と同じにはなりません。審査の前になると見た目良くが練習の中心になっても仕方ないですが、本来の胴造りがどうかは日頃の練習で考えましょう。武道には共通して構えの大切さは有ると思われます。構えの良し悪しが最後まで影響する事は否定出来ませんね。「ひかがみを伸ばす」記述も掘り下げれば深くなるでしょう。

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