mypace-mywayのブログ

未熟なりに弓道を考えて、わかりにくい事を単純にし、自分の頭の中を整理した道筋を残しながら、迷った時に戻って来る拠り所の場所を作ってみたい。「あの頃はあんな事を考えていたのか?」

女性は胴造りが不要?

男女の骨格が違う事で、胴造りでも違いが出ます。(出る様な気がします)

(pinterest.com.auより引用)

男女の骨格を比べると主に頭蓋骨と骨盤に違いが有る様です。頭蓋骨の違いはさほど関係ないでしょうが、骨盤の前後の傾きには関係が有ると考えられるでしょう。

図で見ると元々女性は臍が少し下を向く様に上が前に倒れています。そうだとすると、それ以上腰を折る様に臍を意識して胴造りはしない方が良いでしょう。逆に下を向かないように起こす(立てる)様な意識が必要かもしれません。男性は骨盤の上が後ろに傾いている状態が正常らしいので、臍を少し下に向くように意識して真っ直ぐに立つ様になるという事です。昔で言う「ひさこ腹」は男性の場合にはすでに近い物が有ります。私は意識して骨盤は立てたい方ですが、後ろに傾いている状態だとは思っていませんでした。肋骨を持ち上げると顎が引けて骨盤が少し前に傾斜するという自然な連動は男性の方により多くの意識が必要かもしれませんね。

臍の高さも男女差がある様で、くびれから少し下に女性は有り、くびれと同じ高さに男性がある様なので、くびれの位置を骨盤の上部から照らし合わせると、袴の帯の締め位置に男女差が有るのは当然の事かもしれません。

女性に胴造りの意識が男性よりも少なくて良いという理由はこの骨盤の傾斜角度の違いからと想像しています。

骨格に興味のある人はQ角が男性よりも女性が大きい事も重ねて考えてみると面白いかもしれません。骨盤が骨の集まりである事も肩に似ています。大腿骨といわゆる骨盤との距離が男性よりも女性が遠く、これがどう胴造りに影響するか私にはわかりませんが、骨格の違いは無視出来ないと考えられるでしょう。

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